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ジュニアNISAが廃止!!今から始めるべき!?始めるなら何がおすすめ??

ジュニアNISAが廃止!!今から始めるべき!?始めるなら何がおすすめ??

こんにちは。

メンタルコーチオフィス小寺代表、小寺優子です。

最近、2023年にジュニアNISAが廃止となることが話題となっていますよね。

これから始めようと考えられていた方には驚きのニュースですが、近々廃止となるジュニアNISAを今からでも始めた方がいいのかどうか、わからないという方も多いかもしれません。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーである私小寺が、ジュニアNISAの廃止についてあれこれまとめてみました。

今、ジュニアNISAについて興味・関心を持っている方は必見です。

ジュニアNISA(ニーサ)とは?

そもそも、ジュニアNISA(ニーサ)とは一体何なのでしょうか??

ジュニアNISAを簡単にいうと、未成年者専用の投資用非課税制度です。

1人1口座(一金融機関)のみ開設が認められています。そして年間80万円までの株式や投資信託への投資について、その利益が全額非課税になります。

子どもが0歳のときに口座を開設すれば、20年間非課税で運用できるということです。

未成年者のための口座であることから、口座開設・運用の際には保護者が運用管理者となって全ての手続きを行う事になっています。事あるごとに通常の運用の手続きや一般のNISAと比べて時間がかかることが多いともいわれます。

制度期間内に20歳になる場合はNISA制度へ移管する

2023年までに成人する場合は、20歳である年の1月1日にNISA口座が自動的に開設されます。

それまで保有していた商品は、そのままNISA口座に移すことができるのです。

ただし現在(2021年4月時点)は、子どもが18歳未満のうちは投資した資金の払い出しはできません。

ジュニアNISAはデメリットが多い!?

手続きの煩雑さと、入用の場合にお金を引き出せないという点をデメリットと捉える方が多かった制度が、このジュニアNISAなのです。ところが、制度の廃止に伴う手続きの変更によって、デメリットの部分も変化する可能性が出てまいりました。

ではどのような変化があるのか、説明いたしますね。

ジュニアNISAが2023年で廃止

メリットとデメリットが入り交じっていると捉えられているジュニアNISA。それが、2023年に口座開設の受付が終了することが決まりました。

今からジュニアNISAを考えている方からすると、急いで口座開設受付をしなければ売却・解約までに時間がない!!と思ってしまうかもしれませんが、2023年で制度が終了するからといって2023年に売却・解約を行う必要はありません。

実は、運用している商品を継続管理勘定といわれる場所に移管することで、成人するまで非課税のまま保有することができます。

ジュニアNISAの制度廃止以降はどうなる?

では、2023年に制度廃止した後のジュニアNISAは一体どうなるのでしょうか??

廃止後の2024年以降は、現金化・払い出しが自由になり、再投資はできなくなります。

制度の廃止によって、18歳までの払出制限が2024年以降に撤廃されることになりましたので、2024年以降は子どもが18歳未満でもいつでも売却・払い出しができます。

ジュニアNISA廃止後1年ごとに5年が経過した金融商品(ファンド)を継続管理勘定に移管できる

また、ジュニアNISA廃止後の2024年以降、1年ごとに5年が経過した金融商品(ファンド)を継続管理勘定に移管ができます。

継続管理勘定に移行できる金額に上限はないため、含み益が大きくなっていても問題ありません。

うまく利用すれば、非課税の恩恵を受けつつ、資金が必要になったときにいつでも払い出すことができるのです。

また、非課税枠を使って購入した商品は、制度終了後も成人するまでは継続管理勘定で非課税で保有することもできます。

ジュニアNISAの廃止決定で使い勝手が良くなる??

ここまでの説明で、ジュニアNISAが廃止されるとどうなるのか簡単にご理解いただけましたでしょうか??

そんなジュニアNISAですが、2023年の制度廃止に伴って制度の内容が一部変更されるにあたって、これまでよりも使い勝手が良くなるともいわれていたりします。

その結果、これまでほかのNISAのみで運用していた人や投資をしていなかった人も、ジュニアNISAの利用を検討する価値はあるでしょう。

例えば、今年2021年からジュニアNISAを始めれば80万円×3年=240万円を積み立てることができ、その子どもが18歳になるまでの期間いつでも売却・払い出しができる計算になります。

また、子どもが18歳になるまで非課税で商品を保有できるので、従来の制約が改善されることになります。

払出制限が撤廃されることにより、2024年以降は子どもが18歳になっていなくともジュニアNISA口座で購入した金融商品を売却でき、売却代金を払い出すことができます

これまでも口座内で保有している商品はいつでも売ることができましたが、売却代金は18歳になるまで払い出しができませんでした。

しかし、2024年以降は子どもの年齢に関係なく、売却によって得たお金をいつでも払い出せます。

これにより、高校の部活で海外遠征に行く、事故、急病など、急にお金が必要になったときに対応できるため、利便性が格段にアップします。

つまり、2024年以降はジュニアNISA口座から払い出しをする際に、口座内で生じた過去の利益に対してはさかのぼって課税されることなく、必要な時に払い出しができるのです。

これからは気軽にジュニアNISAを利用できるようになる??

これまでネックになっていた払出制限がなくなったことで、利便性が高まったジュニアNISA。

払出制限があることから、投資をためらっていた方には朗報といえるでしょう。

これまでより気軽に利用できる環境が整ったことから、投資できるのは2023年までとはいえ、利用する価値がある人が増えた可能性があります。

これからジュニアNISAを始めるのにおすすめしたい人とは??

ではそんなジュニアNISAを今から利用するのにおすすめしたい人というのは、一体どのような人なのでしょうか。

ファイナンシャルプランナーである私が思う、これからジュニアNISAを始めるのにおすすめしたい人は、

・ジュニアNISAで強制的に貯蓄をしても生活に問題がない

・ある程度の投資経験がある

・非課税枠の効果を家族で最大限活用したい

・節税効果や投資効果を高めるためならある程度の手間は惜しくない

という方です。

長期間動かせなくても問題がない資金を持つためには、安定した十分な収入が必要です。ジュニアNISAは2021年から2023年までの最長3年間で投資できる期間が終了しますので、最大限の非課税枠(80万円×3年間=240万円)を利用しようと考えるならそれだけの余裕資金が手元に必要ともいえるのです。

また、ジュニアNISAは口座開設の手間がかかり、投資対象も広範囲にわたることから、ある程度の投資経験があったほうが望ましいと言えます。

そして、ジュニアNISAは、2023年以降手続きが緩和されるとはいえ、開設手続き、金融商品の購入手続き、解約手続きなど折に触れて開設した金融機関を訪れる必要があることが多いです。

一般のNISAはウェブでも手続きが可能なところが多いですが、ジュニアNISAでウェブ手続きが可能なところは限られています。開設を検討される場合は、その点も踏まえた金融機関の選択が必要となるでしょう。

以上のことから、

・ジュニアNISAで強制的に貯蓄をしても生活に問題がない

・ある程度の投資経験がある

・非課税枠の効果を家族で最大限活用したい

・節税効果や投資効果を高めるためならある程度の手間は惜しくない

上記4点に当てはまる方は、廃止される前にジュニアNISAを検討されてみてはいかがでしょうか。

ジュニアNISAのメリット

これからジュニアNISAを始めようと思っている方に、改めてジュニアNISAのメリットについてご紹介していきます。

ジュニアNISAには

・進学などに向けて学費を貯められる

・家族単位の非課税投資枠が増加する

・子どものマネー教育の機会になる

という3つのメリットがあります。

それでは早速、具体的に一つ一つ説明していきましょう。

ジュニアNISAのメリット①進学などに向けて学費を貯められる

まず、一つ目のジュニアNISAのメリットとして、進学などに向けて学費を貯められるという点があります。

そう、ジュニアNISAを活用することで、運用益が得られる可能性があるのです。

さらに運用益が得られた場合、非課税なので税金が優遇されます。

20.315%の税金が非課税になるのは運用益が大きくなればなるほどありがたいですね。

これはジュニアNISA本来の主旨ともいえます。

そして、制度廃止によって払い出し制限が撤廃されますので、2024年以降であれば中学や高校などでまとまった資金が必要といったケースでも資金を充てることができます。

ジュニアNISAのメリット②家族単位の非課税投資枠が増加する

二つ目のジュニアNISAのメリットとして、家族単位の非課税投資枠が増加するという点があります。

一定以上の資産を持つ家庭の場合、資産形成や相続税対策は家族単位で考えることが多いでしょう。

贈与税がかからない110万円の範囲内で贈与し、80万円まではジュニアNISAで運用するなど、相続税対策と組み合わせた活用も考えられます。

教育資金贈与などの制度と違って資金の用途に制限がないのも便利な点でしょう。

ジュニアNISAのメリット③子どものマネー教育の機会になる

最後にご紹介するジュニアNISAのメリットとして、子どものマネー教育の機会になるという点があります。

ジュニアNISAで口座開設する時は、子ども本人に口座開設の意味や投資の仕組みを伝えることをおすすめします。

自分名義で口座開設するとなると、子どもからしても興味がわくはずです。

この興味関心から、ジュニアNISAはマネー教育として活用できるのです。

また、ジュニアNISAを開設しておくと、20歳に達して以降は本人による取引になります。

そのため、今後どのような資産運用をしていきたいのか本人にとってよく考える機会になるでしょう。

今からジュニアNISAを始めるなら何がおすすめなの??

ここまで記事を読み進めてみて、制度廃止前にジュニアNISAを始めようと本格的に検討されている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方に、簡単ではありますがこれからジュニアNISAを始めようと考えている方におすすめするジャンルを3つご紹介します。

それは、

1.株式インデックスファンド

2.バランスファンド

3.運用管理者のお好みの株式、投資信託

の3つです。

これらを比較する際のポイントを簡単に述べさせていただきます。

【ジュニアNISAにおすすめ】1.株式インデックスファンド

まず1つ目は株式インデックスファンドです。

インデックスファンドというのは「指数(インデックス)に沿った動きをする」金融商品(ファンド)のことです。つまり、株式インデックスファンドとは

株式の 指数に 沿った動きをする 金融商品

ということです。子育てでお忙しい中で、市場の情報を細かく見ていくのは実は大変です。ですが、「大きな流れで言うと市場は成長していく=株式指数は長期的には上がり調子になる」という理論を採用するなら、株式指数に沿った動きをするファンドに投資した方が、値上がりを期待できるでしょう。

株式の指数は日本でいえば日経平均株価、東証TOPIXが有名ですし、アメリカでいえばNYダウ、S&P500が代表的な指数です。そのほかにも指数はございますが、大きな流れを優先してインデックスファンドを選択するということでしたら、これら4つの指数に関するものを選ぶのが無難と言えるでしょう。

※もちろん株式相場は上下するものなので、分散での購入なども検討するといいかもしれません。

【ジュニアNISAにおすすめ】2.バランスファンド

2つ目はバランスファンドです。

日本と海外、どちらがよく伸びるのか分からないから両方に投資しておきたいという方には

最初から色々な投資先をバラエティパックのように詰め込んだバランスファンドと呼ばれるジャンルがおすすめです。

バランスファンドと一口に言っても、

投資種類は色々あるけど日本だけのもの、先進国も新興国も含むけれど投資種類はいくつかに厳選したもの、相場の状況に合わせて資産配分を変えてくれるもの

など様々な特色を持ったファンドがあるので、いろいろ調べてみてみるといいでしょう。

【ジュニアNISAにおすすめ】3.運用管理者のお好みの株式、投資信託

3つ目は、運用管理者のお好みの株式や投資信託です(笑)。笑い話のようですが、ファイナンシャルプランナーとしては、実はこれが一番大事な観点だと思っております。

ジュニアNISAの名義はお子さまです。とはいえ、運用管理者が運用する金融商品を決めるのですから、運用管理者にとって納得のいく商品選びをすることが重要なのです。

ですから、

運用管理者が金融商品選びに慣れていらっしゃる、運用管理者が気になるジャンルの投資先がある、運用管理者がお好みの株式がある

このような場合は、前述した1,2,のジャンルかどうかに関わらず投資先を決めても構いません。

ジュニアNISAが廃止!!今から始めるべき⁉始めるなら何がおすすめ??まとめ

いかがでしたか??

2023年に制度が廃止するジュニアNISAですが、これからでも始められた方が良いケースは十分にございます。

今、ジュニアNISAが気になるという方は、この記事を参考にして、あなたにとって今からでも始めるべきかどうかをぜひ検討してみてくださいね。