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個人事業主は起業用口座を作るべき??作る・作らないそれぞれの良し悪し

個人事業主は起業用口座を作るべき??作る・作らないそれぞれの良し悪し

みなさん、こんにちは。

メンタルコーチオフィス小寺 小寺優子です。

「最近、個人事業主としてデビューしたけど銀行口座はこれまで使用していたもので大丈夫??」

「起業したら口座を新たに開設した方がいいと聞いたけど、開設するのが面倒くさい」

「個人事業主が起業用に口座を開設した場合としない場合のそれぞれの良し悪しが知りたい」

と思っている方はいませんか??

実は、起業用の口座開設を作る場合と作らない場合それぞれのメリット・デメリットが存在します。

なぜなら、個人事業主として報酬を得る際に、必ずしも起業用の口座を作らなければならないというわけではないからです。

起業用の口座を作った場合と作らなかった場合の違いを踏まえて、あなたにあった方法を選択すれば、どちらでも大丈夫だったりします。

私はこれまでファイナンシャルプランナーとして、今回のような口座開設について等の個人事業主による様々なお悩みに関して200件以上の相談に乗ってきました。

この記事では、個人事業主の方は起業用に口座を作る・作らないそれぞれの違いについてまとめてみました。

この記事を読むと、あなたは起業用の口座を作るべきか作らなくてもいいのか、どちらかの決断をするきっかけにつながります。

今、個人事業主の報酬用の口座を作るべきかどうか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

個人事業主は起業用の口座を作るべきか

この結論としてまずお伝えしたいことは、個人事業主が報酬をもらう起業用の口座を必ず作らなければならないというものではないということです。

ですから極論にはなってしまうのですが、起業用の口座を作りたい人は作って、作りたくない人は作らなくてもいいというのが答えです。

ただし、起業活動に使う口座を作った場合と作らない場合のそれぞれの違いを知らないまま決めてしまうのではなく、どのような違いがあるのかをきちんと調べ、あなたに合うと思った選択をする方が絶対にいいです。

今回はあくまでも私が個人的に思うそれぞれの場合のメリット・デメリットをまとめてみました。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のメリット

まず、個人事業主が起業用の口座を作った場合のメリットとして

・確定申告をする際に便利になる

・税理士に見せる通帳を絞れる

・屋号付きの口座が作れる

・クレジットカードの仕訳の手間が省ける

以上の4点を紹介していきます。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のメリット①確定申告をする際に便利になる

起業用に口座(通帳)を作るメリットに、全ての仕訳が事業用となりシンプルになって楽になるというポイントがあります。

事業専用の口座だと記帳作業や経理事務での余計な作業が0になり、面倒くさがりの方(私自身そうです)には非常に嬉しいです。

個人事業主というのは、サービス提供したり商品を作ったりなどをするほかに、スキルアップに向けた勉強などもしながら経理事務を行います。

ですから、個人事業主にとって経理事務という時間はなるべく時短で済ませたいという方がほとんどかと思います。

個人事業主である私自身、たびたび自分の経理事務を短縮することを考えていますね。

そんなときに起業・事業用の口座を作り、起業・事業の入出金をまとめておくことで、時短につながりやすくなるのです。

また、最近では個人事業主向けの経理ソフトがたくさんありますが、そのようなソフトを使用する場合、webから明細ダウンロードできるなら一括取り込みが可能ですし、通帳の移動をそのまま記入でき、とても簡単・シンプル・楽・時短にできます。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のメリット②税理士に見せる通帳を絞れる

税理士の方に確定申告をお願いしている方は、口座を分けておくと税理士に見せる通帳を絞ることができます。

プライベート用と事業用の口座を一緒にしておくと、税務調査で国の担当者が資料の提出を求めた時や、税理士等に通帳を見せる時にプライベートの部分も見せてしまうことになります。

プライベートでの支出をできるだけ第三者に見られたくないという方は、多いかと思います。

もし、あなた自身が細々としたプライベートの動きを見られたくないと思うようでしたら、起業・事業用の口座は分けて作っておいた方がいいでしょう。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のメリット③屋号付きの口座が作れる

個人事業主として活動している方の中で「○○堂 日本花子」などのお名前で活動されている方もいらっしゃるかと思いますが、この場合、「○○堂 日本花子」の”○○堂”の部分を屋号と言います。

普段、○○堂で活動をしている方がお客様にお金を振り込んでもらう時に、突然「振込先は日本花子です」と言われると、びっくりしてしまいますね。

こういった観点から起業用に屋号での口座開設をした方がいいという方は、起業・事業用の口座を作った方がおすすめです。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のデメリット

以上のことから、個人事業主は起業用の口座を作る方が多いのですが、実は口座を作ることでいくつかのデメリットもあったりします。

それは

・口座を作る手間がかかる

・開業届を出さなければいけない

の2点です。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のデメリット①口座を作る手間がかかる

個人事業主は基本的に事業や経理など一人で行わなければならないので、なかなか時間が取れないという方も多いです。

起業・事業用の口座を作るとなると、平日の銀行が開いている時間に足を運ばないといけないため、平日に時間が取れないという方にとっては面倒と感じられる場合があります。

個人事業主が起業用の口座を作った場合のデメリット②開業届を出さなければならない

個人事業主の方が起業・事業用として口座を作る際には、開業届を出す必要があります。※作る金融機関で開業届を見せるように指示される場合もあります。

まだ開業届を出していないという方は、口座を作る前に提出する必要があるということで、順序を覚えておきましょう。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のメリット

ここまで個人事業主が起業用の口座を作ったメリット・デメリットをお伝えしましたが、ここからは口座を作らなかった場合についてお話していきましょう。

個人事業主が起業用の口座を作らないメリットとしては

・これまで使用していた口座がそのまま使える

・口座作成の手間が省ける

の2点があります。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のメリット①これまで使用していた口座がそのまま使える

口座を作らない一番のメリットは、これまで使用していた口座がそのまま使えるという点でしょう。

わざわざ事業用と分けて使わなくていいので、通帳やカードも少なく済みます。

あまりものを持ちたくなという方にはおすすめかもしれません。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のメリット②口座作成の手間が省ける

また、さきほどもお伝えしたように個人事業主の方は事業も経理も全て一人で行う為、平日日中に思うように時間が取れないケースもあるでしょう。

最近では昼間は窓口業務を行っていない銀行もありますから、時間を作るのが難しい方にとっては口座を作る手間が省けるというのは嬉しいポイントではないかと思います。

なかなか平日日中に時間が取れないという方は、これまで使用していた口座を事業でも使用してもいいかもしれません。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のデメリット

しかし、口座を作らない場合でもデメリットはやはりあります。

私が思う大きなデメリットとして

・記帳作業が面倒くさい

・事業のお金の流れがわかりづらい

の2点があります。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のデメリット①記帳作業が面倒くさい

起業・事業用の口座を作らない場合の一番のデメリットは、記帳作業が面倒になることでしょう。

新しい口座を作る手間が省ける分、記帳をする際に事業だけでは無くプライベートに関するお金の記帳もしなければなりません。

数字や経理が苦手という方は、口座を作った方が合うかもしれません。

個人事業主が起業用の口座を作らない場合のデメリット②事業のお金の流れがわかりづらい

また、起業・事業用の口座を作らないとプライベートとビジネスのお金が一緒になってしまうので、事業のお金の流れがわかりづらくなります。

「一緒になっても平気」「数字に強いから問題なし!!」という方は大丈夫かと思いますが、数字を見るのが苦手という方はやはり口座は分けた方がいいかもしれません。

個人事業主は起業用口座を作るべき??作る・作らないそれぞれの良し悪しまとめ

いかがでしたでしょうか??

個人事業主の方が起業用の口座を作るのと作らないとでは、それぞれの良し悪しが存在します。

それぞれの違いを知った上で、あなたにはどちらがいいのかを考えるといいでしょう。