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成功に導く個人事業主の経営分析のやり方をプロが解説してみた

成功に導く個人事業主の経営分析のやり方をプロが解説してみた

みなさん、こんにちは。

メンタルコーチオフィス小寺の小寺優子です。

突然ですが、このブログを読んでいる個人事業主のあなたは、ご自身の経営分析をしっかりとできていますか??

個人事業主の方ですと、確定申告の際に事業の見直しをされる方が多いかと思いますが、たくさんの数字が並ぶ確定申告の書類を見て、どの数字をどんな風に見れば経営分析ができるのかなんて、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーである私小寺が、今日からできる個人事業主の方向けの経営分析方法をお伝えします。

日々の業務が忙しくて、経営について見直す時間がないという方でも取り組みやすい方法となっていますので、忙しいという方にこそ読んでほしい記事です。

そもそも経営分析とは??

まず、そもそも経営分析とは一体何なのでしょうか??

私が考える経営分析とは、自分の事業がうまくいっているかどうか見直しをすること。

これはどんな業種・サービスでも共通して言えることですが、起業をした後にその事業を続けていくためには、定期的な見直しが大変重要です。

なぜ個人事業主は経営分析をした方がいいのか

このブログを読んでいる方の中には、「何年も個人事業主として働いているけど、一度も分析なんかしたことがない」という方もいるかもしれません。

それはそれで分析をしなくても起業を軌道に乗せることができる才能があるということなので素晴らしいことです。

しかし、そんな才能あふれる方でもうまくいっているなら「うまくいった理由」をつかむことで、より一層の売り上げ増加を見込めます。

うまくいかなかったのなら「うまくいかなかった理由」をつかむことで、今後の改善が見込めるでしょう。

このように、今後あなたの起業活動を続けていくためには何がうまくいって、何がうまくいっていないのか。

そして、うまくいっているのはなぜか、うまくいっていないのはなぜかを見直すのが経営分析と私は考えています。

個人事業主の経営分析のやり方①売上高チェック

それでは早速、個人事業主の方向けの経営分析のやり方をご紹介していきましょう。

経営分析の第一ステップは、売上高チェックです。

売上高をどのようにチェックするのかというと、目標の売上高に対してどれだけ売上が出来たかをチェックします。

立てた売上目標に対して実際にうまくいったかどうかを確認するのが、個人事業主が行う経営の自己分析の第一歩です。

では具体的にどのようにチェックをしていくのか。こちらを次にまとめました。

【経営分析の売上高チェック】①目標値との比較

売上高をチェックするときに、最初にやってほしいことは、自分の立てた売上目標の数字に対して、実際に売り上げた数字と比べることです。

このとき、思いの外いい結果かもしれませんし、反対に残念な結果だったかもしれませんが、一旦置いといて二つ目の手順に進みましょう。

もし、目標の立て方がわからないという方は過去の記事を参考にして下さいね。

【経営分析の売上高チェック】②売れた結果を見る

売上額を把握したら、次は商品が売れた量をチェックしましょう。

ここで見るポイントとして、「いくら売れたか」ではなく「何件売れたか」ということです。

この分析から、あなたのサービスや商品が売れた総量の個数を見ることで、人気商品がどれかをつかむことが大切になります。

更に、売上額と売り上げた量について大雑把に「多かったか」「少なかったか」という観点で分析を行うと、以下の4種類のどれかが見えてきます。

経営分析の売れた結果の見方1 売上量「多い」売上額「少ない」

商品が売れた量が多いにもかかわらず売り上げが少ないのならそれはあなたの商品・サービスの見直し(値上げなど)が必要だというサインです。

経営分析の売れた結果の見方2 売上量「少ない」売上額「多い」

1と反対に、商品が売れた量が少ないと感じる割に売り上げが多いのなら、それはあなたの商品・サービスの強みが浮き彫りになっている可能性があります。

この場合、今後売れた商品をプッシュしていけるような営業活動を考えてみると良いでしょう。

経営分析の売れた結果の見方3 売上量「少ない」売上額「少ない」

商品が売れた量が少なくて、売上目標にもいかなかったという場合は、もう一歩踏み込んであなたの商品を売り込んだ量が足りていたかどうかを考えてみましょう。

これに対し、足りていないと感じたのであれば、営業活動の仕方を改善するいい機会です。

それと反対に十分な営業活動をしたにもかかわらず少ないと感じるのであれば、商品・サービスを見直してみましょう。

経営分析の売れた結果の見方4 売上量「多い」売上額「多い」

商品が売れた量が多く、売上目標も十分に達成できたのならとても満足だと思います。

そのうえで、商品の売れた量がこれ以上多くなった場合に、あなたの事業は今と同じようにうまく回るのかを考えてみましょう。

外注を頼む必要が出てきたり、サービス改訂を実行したりすることで、あなたの事業がスリム化するかもしれません。

個人事業主の経営分析のやり方②利益チェック

個人事業主の経営分析の二つ目のステップとしてやることは、実際の売上に対してどれだけ利益が出ているかをチェックするということです。

ここでこのブログを読んでいるあなたに質問ですが、売上から経費を引いた時、ご自分の思っていた利益が出ていますか?

もし、売り上げはそれなりにある(または目標額を達成した)にもかかわらず思ったような利益が上がっていなかったとしたら、経費の部分をよく見る必要があるでしょう。

ここで【経費】と大雑把に言いましたが、この【経費】というものを

 1.仕入・製造原価

 2.販売管理費

という、大きく2種類に分けてみていくことになります。

【経営分析の経費】①仕入・製造原価

仕入・製造原価は、商品を作るために直接かかる費用ですね。

この部分が多いのでしたら、原価をコストカットするか、それとも逆に商品の値上げについて検討が必要です。

【経営分析の経費】②販売管理費

販売管理費、これは広告宣伝費や文具など、商品の販売促進のために必要としてかけた費用です。(水道光熱費なども含みます)

この部分が多い場合、それが一過性のものか、それとも今後継続的にかかっていく費用なのかを見極めましょう。

一過性の場合は深く考える必要はないかもしれませんが、継続的にかかる費用ならば、あなたの商品や営業活動を見直す必要が出てくるかもしれません。

個人事業主の経営分析のやり方③原価や値段の見直し

ここまで紹介した個人事業主の経営分析のやり方から、今提供しているサービスや商品の値段の見直しをする方もいらっしゃるかもしれません。

よく、値段を見直す時には、同業他社を参考にするべし、と言われます。これはこれでとても重要なのですが、

個人事業主の場合、ご自分の商品が比較するべき「同業他社」を間違えていらっしゃるケースがとても多かったりします。

例えば、ディスカウントストアと比べてしまう場合は要注意。

ディスカウントショップとあなたの個人事業主活動、同じ土俵で戦ってはいけません。

原価はあなたが思っている以上に違います。

あなたはあなた自身を高めて、プライオリティのある商品を提供しましょう。

個人事業主の経営分析は二つを押さえる

ここまで具体的な個人事業主の経営分析のやり方について説明してきましたが、「よくわかんなかった」「難しそう」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方は、今回お伝えした

1.売上目標と売上高 そしてその中身

2.売上高と利益 そしてその中身

の二つを押さえて頂ければ、基本的には大丈夫です。

個人事業主の方は、事業に関する時間だけでいっぱいいっぱいという方もたくさんいると思うので、

隙間時間などでこの二つを踏まえながら経営分析していただければ、あなたの事業を次へ進めるための一歩が、明確になることでしょう。

ひとりでできる個人事業主の経営分析まとめ

いかがでしたでしょうか??

一見、経営分析というと「難しそう…」と思われる方も多いかもしれませんが、実はやり方や見るべき数字はシンプルだったりします。

昨年以上に今年は経営を軌道に乗せたいという方は、今回の記事を参考にして分析してみて下さいね。

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