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積立NISAとは??今更聞けない積立NISAについてまとめてみた

積立NISAとは??今更聞けない積立NISAについてまとめてみた

みなさん、こんにちは。

メンタルコーチオフィス小寺代表、小寺優子です。

最近NISAに関するご質問などをいただくことがあるのですが、このブログを読んでいる方の中にも興味がある方はいらっしゃるのではないでしょうか??

しかし、「NISAについて質問や相談をするのであればある程度知識がないといけないのでは…」と思ってしまう方も多い印象があります。

「本当は積立NISAって名前くらいしか知らないし、何それ、おいしいの??」と思っても、今更友達などにそんなこと質問できないし、詳しい人に相談しても自分のNISAに関する知識のなさを馬鹿にされるのではと不安に思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんなふうに思っているという方も、大丈夫。

今回はファイナンシャルプランナーである私小寺が、今更聞けない積立NISAについてわかりやすくまとめてみました。

今現在、積立NISAに興味があるという方や、これからやってみようかな??と思っている方は、参考にしてみてください。

積立NISAとは一体何??

早速、積立NISAというのは一体何なのかについて説明しましょう。

端的に言いますと、積立NISAというのは個人の長期的な資産形成・運用のための非課税制度のことをいいます。

この積立NISAはイデコともよく比較されますが、積立NISAとイデコには違いがあります。

その違いとは、いつでも解約・払い出しが可能かどうかという点です。

イデコは原則60歳まで払い出しができません。一方で、積立NISAはご利用の金融機関が開いている日であれば基本的に解約・払い出しが可能です。

積立NISAは、おひとりおひとりのライフプランに合わせて柔軟な対応が可能な制度と言えるでしょう。

また、積立NISAは教育資金贈与(お子様やお孫様などの教育資金について贈与税非課税で一括贈与ができる制度です)とは違い、解約目的によって非課税が取り消されるということがないので、解約する際にも安心して利用できる制度とも言えます。

積立NISAの制度内容

それでは次に詳しい積立NISAの制度内容について説明していきましょう。

ここからは

・積立NISAを利用できる人

・積立NISAは非課税対象

・積立NISAの口座開設可能数

・積立NISAの非課税投資枠

・積立NISAの投資可能期間

・積立NISAの非課税期間

について一つ一つ説明してまいります。

積立NISAを利用できる人とは??

まず、積立NISAを利用できる方というのは、日本にお住まいである20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)となっております。

そう、積立NISAというのはほとんどの日本人に住んでいる成人の方であれば利用できるのです。

ただし、積立NISAと一般NISAはどちらか一方を選択しての利用となるので、ご注意くださいね。

積立NISAの非課税対象とは??

積立NISAを使って運用した利益は非課税となります。

また、非課税対象となるのは「一定の基準を満たす投資信託等」への積立形式での投資から得られる分配金や譲渡益となります。

積立NISAは一か所でしか口座開設できない??

積立NISAの口座開設数は、お一人様一口座だけとなっております。

この一口座というのは、一金融機関でのみ口座を開くことができるという意味です。

○○証券会社で積立NISA(もしくは一般NISA)を開設したあとに、□□銀行で積立NISAを追加で開設することは出来ませんので、注意しましょう。

積立NISAの非課税投資枠とは??

積立NISAの非課税枠は、毎年40万円が上限(非課税投資枠は20年間で最大800万円)となっております。

これは、毎月積立額ベースで考えると33,333円の金額と言えます。

また、ボーナス投資の設定も可能です。

(例:月1万円+年2回5万円追加など)

積立NISAの投資可能期間とは??

積立NISAには投資可能期間が決まっており、期間は2018年~2037年となっております。

非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。

ちなみに積立NISAでは、(一般NISAのように)翌年の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)はできませんので、ご注意を。

積立NISAの非課税期間とは??

積立NISAには非課税期間があります。

非課税期間はそれぞれの年に購入した商品について、最長20年間となっております。

ですから、2037年に購入した投資信託についても20年間(つまり2056年まで)非課税で保有することができます。

また、積立NISAは長期的な資産形成・運用のための制度ですが、期間中の解約・払い出しはいつでも可能です。

【積立NISA】一定の基準を満たす投資信託等とは??

ここまで積立NISAの制度内容について細かく説明してまいりましたが、積立NISAの対象となる《一定の基準を満たす投資信託等》とは具体的にどのようなことなのでしょうか。

一定の基準というのは、長期の積立・分散投資に適しているかを測る金融庁の基準です。つまり、《一定の基準を満たす投資信託等》とは長期の積立・分散投資に適した投資信託などのことを示します。

【積立NISA】一定の基準を満たす投資信託等の例

 例えば公募株式投資信託の場合、

・販売手数料がゼロ(ノーロード)であること

・信託報酬が一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)であること

・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること

・信託契約期間が無期限または20年以上であること

・分配頻度が毎月でないこと

・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

以上の要件をすべて満たすものとなります。

大まかにいうと「手数料が低く、かつ長期的に資産形成に適している」と金融庁が認めた商品ということです。積立NISAで購入できる商品は、投資初心者にとっても嬉しいですね。

ですから、開設した金融機関で積立NISAを利用して購入できる商品はどれか、事前に確認するといいでしょう。

※認可された全ての商品を確認したいという場合は金融庁に一覧表が掲載されています。

つみたてNISAの対象商品:金融庁(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html

積立NISAの口座を開設するために必要なもの

ここまでの記事を読んで、実際に積立NISAの口座を開設することを前向きに検討されている方もいらっしゃるかと思います。

ここからはそんなあなたのために、積立NISAの口座を開設するために必要なものをご紹介いたします。

積立NISAの口座を開設する金融機関で違いがあるかもしれませんが、主に必要なことが多いものは

・決済用口座

・口座届出印鑑

・マイナンバー(+運転免許証などの本人確認書類)※写真付きのマイナンバーカードを持参するならそれ一枚でOK

などかと思われます。

以前は住民票などが必要でしたが、2021年4月現在は手続きが簡略化されています。

口座を以前よりも簡略的に作れるようになったのは、ありがたいですね。

ただし、上記のもので全てとは限りません。積立NISAの口座開設を決めた際は口座を開設される金融機関できちんと最終確認をされてから手続きに行くといいでしょう。

積立NISAのデメリットとは??

「よし、ここまで読んで積立NISAを始めようと心構えできた!!」

「あとは積立NISAの口座を作りに行けばいいのね!!」

と思われているそこのあなた。

少しお待ちください。

積立NISAはメリットがありますが、反対にデメリットとなる部分も正直ございます

いきなり積立NISAを始められる前に、きちんとデメリットを知ってから始められた方がいいと思うのでこれから始めることを検討される方は、必ず目を通しておいてください。

積立NISAのデメリット①ロールオーバーができない

積立NISAのデメリットの一つに、ロールオーバーができないというものがあります。

「ロールオーバーができない」というのは、投資をしてから20年後の12月末までに解約手続きをしなかった投資信託については、積立NISAのメリットが消滅してしまうということです。

20年後までに解約手続きをしなかった場合はもちろん、投資額よりもマイナスになっていて解約手続きをしない方がいいという選択をした場合も、制度上のメリットを得られないことになります。

NISAから積立NISAへのロールオーバー、積立NISAからNISAへのロールオーバーも制度上認められていません。

積立NISAのデメリット②他口座との損益通算ができない

積立NISAの2つ目のデメリットに、他口座との損益通算ができないというものがあります。

投資における損益通算は、様々な金融機関で金融商品を運用していた場合に、配当金や売却によって得た利益と損失の相殺を確定申告で行うことです。

NISA口座で保有している投資信託が値下がりした後に売却するなどして損失が出た場合でも、他の口座(一般口座や特定口座)で保有している金融商品の配当金や売却によって得た利益との相殺(損益通算)はできません。

損益が逆の場合でもできません。

積立NISAを検討されている方はしっかり事前情報を集めてから開設を

今回の内容をまとめると、積立NISAの特徴・特色として

・個人の長期的な資産形成・運用のための非課税制度(つみたて形式)

・購入できる商品は金融庁が認めた手数料が低くて成長性の見込める投資信託等

・20年の非課税期間中いつでも解約・払い出しが可能

の大きく3点と言えるでしょう。

メリットとなる部分もありますがデメリットとなる部分もあるので、検討されている方は今回の記事を参考にしたりして、よく情報を集めてから開始されるといいですね。

ただし、あくまでもファイナンシャルプランナーである立場からすると、積立で資産形成を考える方ならやっておくべき制度だと思います。

もっと詳しい情報を知りたいという方は金融庁のサイトに書かれているので、そちらも参考にしてみてください。

※つみたてNISAの概要:金融庁(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html

積立NISAとは??今更聞けない積立NISAまとめ

いかがでしたでしょうか??

これからますます注目を集めそうな積立NISAですが、興味がある方やこれから始めようと考えられている方は、今回の記事などを参考にしながら事前情報を集めていただければ嬉しいです。

また、もっと詳しく積立NISAについて知りたい、自分は積立NISAをやるべきかどうか知りたいなど個別に相談をしたいという方は、お問い合わせよりご連絡ください。 ファイナンシャルプランナーの小寺が、あなたにあった回答をさせていただきます。